2007年10月21日日曜日
標高700メートルに熊はいるのか?
去年は熊のあたり年でした。
畑仕事や犬の散歩中にも人が熊に襲われて悲惨な事故が多く報告されました。
気候が熊のえさを少なくさせたというのが原因のようですが、人間と自然の関わりが熊の出没を増やしたという考えもあるんです。
河川はサケが遡上して熊のえさになっているんですが、官公庁の河川工事の発注で魚道がなくなりサケが遡上できなくなって熊のえさが減ったという説があります。
また、行政改革で林業が立ち行かなくなり荒れた山地と集落が接続して集落の柿やごみを狙いやすくなったという説もあります。
本州に住む熊は月の輪熊であり彼らは自然界の一部です。
気候で自然界のえさが減ったのは自然の掟で人間は関与することができません。
しかし、政治や行政の影響が熊にまで迷惑を与えるのはいかがなものかと思うんです。
広い意味では人間も自然の一部ではあります。
日本は、危険である熊と共存をする世界でも珍しい国です。
人間にとって良かろうが悪かろうが日本人は熊と共存していかなければなりません。
利賀村は標高700メートルもあって山奥に文化を築いています。
熊も出没しますし狸も出没します。
空気も水もうまくて人間を人間としてリセットする力もあります。
富山県にお越しの際は、利賀村にお寄りくださいませ。
山奥で交通不便ですがおいしい熊肉入りそばを召し上がっていってくださいませ。
人間にとって良かろうが悪かろうが日本人は熊と共存していかなければなりません。
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