2008年1月16日水曜日
アヘンの花
ケシ科ケシ属に属する一年草植物。アヘンとも呼ばれます。
参考URL
ケシ - Wikipedia
アヘンの花。
とても珍しい写真です。
FUJIOさんどうもありがとうございました。とても感謝しています。
この写真は、ハンドルネームFUJIOさん(アフガニスタン生まれ)がインターネットで公開していらっしゃる写真を事情をお話してお借りしてきたものです。僕が撮影したものではないために、この写真に限って著作権が存在しますので無断で転写、公開なさらないようにご注意願います。
戦乱の地アフガニスタン南部で栽培されている非常に貴重な写真です。
国際条約下では、アヘンが輸出可能な国は4つあります。インド、中国、北朝鮮、そして日本です。
しかし、日本では規制が厳しく医療用に加工されたもの以外は所持を禁止されています。
北海道で研究用や医療用として厳重に管理されたもの以外は目にすることができません。
しかし、戦乱に乗じて国際条約を無視して栽培され戦費の調達や手っ取り早い収入を得るために栽培されることがあります。
ここで少し考えてみましょう。
アフガニスタン南部は現在タリバンの支配地域でありテロリストの支配地域として日本人は理解しているようです。
しかし、このような花を栽培しているのは純然たる麻薬シンジケートなのです。
そして戦費の調達としてタリバンが栽培を容認しているようですが、そうなるとタリバンとはいったい何なのでしょうか?
タリバンの正体とは、実はアフガニスタンの旧国軍であり清浄で崇高な理想のイスラム世界を作り上げたいがために闘っている組織なのです。
彼らの純粋であまりにも一途な崇高な想いは多くの外国人に理解されることなく誤解されることが多いようです。
そして、純然たる単なるテロ組織とは異質なものとして理解しなければなりません。
しかし、タリバンの指導者たちはとりかえしのつかない重大な過ちをしてしまいました。
それはあの超軍事大国のアメリカに矛先を向けてしまったことです。
国家の指導者はいかなる状況でも国民の生命と財産の安全をまず第一に考えて行動しなくてはなりません。
国民の生命と財産なくしては国はなりえず、国民を尊重しなければ海外の政府に理解されることはありません。
指導者は、我慢するところは泣きながらでも我慢し、理想よりも国民の生命と財産を絶対に守らなければならなかったのです。
僕は、あの美しいアフガニスタンが早く復興されてこのような花がなくなり小麦畑などの穀物に変わることを願ってやみません。そしてこの無益なアフガニスタンの戦争がすぐに終結することを祈ります。
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